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NO.112 人生を良くしていくために、「あきらめる」


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人生を良くしていくために、「あきらめる」

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「あきらめる」

っていうと、普通は、ネガティブな印象ですよね。

「お前、あの子のことあきらめるの?」とか、
「あきらめたら、そこで試合終了だよ」(SダンクのA先生)とか。

でも、これは、そもそもネガティブな意味ではないんです。

仏教の用語が語源で、

「明らかに眺める」「明らかにする」

っていうのが、本来の意味です。

だから、自然のものをただありのままに、眺める。
そこに解釈を入れずに、ただ「受け入れる」っていうことです。
変えられるものは変えられるけど、変えられないものは変えられない。

私は、福祉の仕事をしていました。このときに学んだ智恵です。

人の命も含めて、サポートして、良くしていく2つの業界があります。
それは医療と福祉です。
2つは人を助けるという大きな目的は一緒なのですが、
アプローチが異なります。

たとえば、ある人が、交通事故に巻き込まれ、左半身が脳の障害で
マヒしてしまったとします。病院に入院して治療をします。
その後、リハビリを頑張ります。

でも、動かなくなったものは、こうやっていくら努力しても
限界があります。
特に高齢者になればなるほど、ある程度までしか動かないで、
あとはやったとしても苦痛だけしか生まない。

でも医療は、できることは最善を尽くして、回復できるところまで
回復をするように、最後まで「あきらめない」アプローチです。

こういう状態で、治すところは治した人が退院してきて、生活を
していく上でサポートしていくのが福祉の世界です。

では、福祉の人の役割は、なんでしょうか?
福祉の人は医療のように治せません。

「あきらめる」んです。

動かない左手、左足を動かそうとしても動きません。
でも、反対の右手や右足は動きます。こちらはバッチリ動きます。

もしその人が書道が趣味なら、その右手で筆を持って好きな
書道ができますよね。
目は見えるから、好きな映画も観れるますよね。
杖をついての歩き方を覚えれば、外出もできるし、
居酒屋に行ってお酒も飲めますよね。

いかがですか?

やれること、たくさんたくさんあるのに、気づきますか?
そういうアプローチをすることで、人はイキイキしてくるんです。

みんな、持っていないもの、欠けているもの、足りないものに目を向けます。
できているものより、できていないものに目が向きます。

「あきらめる」は、ありのままの姿を見て、そこから前に踏み出すための、
前向きな言葉です。

フラれた彼氏、彼女のことを「あきらめない」で、ずっと過去に
しがみついているより、「あきらめて」、ほかにあなたのことを好きで、
待っている人たちに目を向けたほうがいいと思いません?(笑)

プラスマイナスゼロに立って、スタートするためのものなんです。

あきらめることで、できることに、はじめて目が向くんです。
そして、感謝ができるんです。右手が動くって本当にありがたいなって、
空気のように当たり前だったものに気づくんです。

できないもの、変えられないものはあきらめて、
できること、変えられるものに目を向けましょう。

持ってないもの、できないものを探す、

「ないものねだり」

は、やめて、持っているもの、できるものを探す、

「あること活かし」

をしましょう♪

これは、人生のヒントでもありますが、天職を生きるヒントでもあります。
天職に生きるために、あること活かしをいかにできるか、です。
自分にはすでにたくさんのものがあることに、気づきましょう。

「 あきらめて、あること活かしをしよう 」

でした。


About matsudaryuta

matsudaryuta
松田 隆太(まつだりゅうた) たった1日で本当にやりたいことを見つける「天職プロデューサー」 20種類以上の仕事を経験し、好きな仕事をするために1000万円ほどの自己投資をし、20代半ばに自殺すらも考えたところから天職への道へ。 現在、職能訓練校での研修、川村学園女子大学、葛飾総合高校など講演など、全国各地での講演のほか、天職を支援するプロの「天職プロデューサー」を30人輩出し、天職を見つけるサポートを続けている。

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