起業を成功するために必要なことをお伝えします。
起業家の中には3つの人格が存在していて、それがうまく活用していくことが大切になってきます。
その3つの人格と言うのは、起業家のバイブルとしても有名な「はじめの一歩を踏み出そう」という本にも書かれているのですが、「起業家」「マネージャー」「職人」の3つです。
起業家:変化を好む「理想主義者」
起業家は0から1を作り出すパワーがあります。理想の世界を創り出そうとしているわけですね。
ただ、起業家の人格が強すぎると、どんどん立ち上げることができるんですが、それを続けることができずにサービスの数ばかりが増えてしまい、中途半端になってしまいます。
スタートダッシュは得意なのですが、すぐに立ち行かなくなるケースです。
職人:手に職を持った「個人主義者」
職人は、コンテンツの質を高めるのに大事です。
プロとして活躍していくには、質がありきのことです。日々、改善を繰り返します。
ただし、職人気質が強すぎると、クオリティーを高くすることを専念しすぎて、もうすでに90点のクオリティがあるのに95点、100点満点を目指そうとして、他のことは全部おざなりになってしまうというパターンです。
このケースは、起業家やマネージャーの人格を全く使えていないということです。
たとえば、ラーメン屋さんがラーメン作りのことばかりをこだわって考えてしまい、売るための仕組みを作ったり、セールスをすることを怠っていて、ビジネスが立ち行かなくなってしまうというケースです。
マネージャー:管理が得意な「現実主義者」
マネージャーは道筋を整えて仕組み化したり、整理整頓してくれます。
組織が大きくなればなるほど、このマネージャーの人格が必要となってきます。
自分1人ではできない部分を、いかに人に任せるか。
マニュアル化したり、自動化するというのも得意分野です。
ただ、マネージャーは、仕組みを作ったり管理をするのは良いのですが、新しく何かを立ち上げたりすることができません。
リスクばかりを考えてしまい、クリエイティブでチャレンジングなことが全くできずに、ブレーキがかかり、ジリ貧で終わってしまうケースもあります。
3つの人格を全部使いこなせるようになろう。
ビジネスを安定して続けるためには、この3つの人格を全部使いこなせることが必要です。
ただよくあるパターンとしては、その人の得意な人格に偏ってしまいがちです。
どれかに偏らずに、バランス良く、「起業家」「マネージャー」「職人」の3つの人格を使っていきましょう。